そばチュロスから思ったこと。

幸せな事
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毎週水曜日の更新

こんにちは。こんばんは。あっこです。

おいしくて有名なここ奈川のそば。

しかし、おいしいそばの陰には“さな粉”というそば粉を引く際に出て廃棄されてしまう部分がある。

その“さな粉”を、有効活用できないかと数年にわたり研究、開発してきたのが、地元奈川の中学生。

その取り組みに、いろんな大人がインスパイアされた。

製材所のパン屋、K子さんもそのひとり。

試行錯誤の上、“奈川そば(さな粉)のかるかん”という商品が出来あがり、店頭に並んでます。

また、他にもいろいろ試作中です。

子供たちが自分たちの意思で動いていたこと、そばチュロスを買ってくれたお客様はさることなら、まわりの大人たちにも感動や影響を与えたということに、力強い子供たちだなとあらためて思いました。

ひとつのプロジェクトを計画し、実施し、継続し、見直したり、それは大人でも大変なこと。

商品の開発。友達同士や、先生との相談。意見の違いもあるだろう。

大人である先生は指導してもらう人だし、甘えていいはずだけど、人数少ないから時には仲間である。

そこで子供としては気も使うんだろうなあ。

みんないい子たちだもんね。と、そんな大人の想像。

商売って、電話一本かけること、交渉すること、お願いすること、お金を払ったりもらったり、いろんな大切なことがある。

大人になれば何気ないことかもしれないけど、結構勇気もいる、やっぱり失礼の無いようにとか気も使う、言葉遣いも大事。

大変だったろうけど、えらいね。素敵な経験してるんだね。

人生観みたいなものについて、書きます。

まず、私が40代くらいまで思っていた考えと、今の考えの比較。

私たち世代は、一番良しとされるのは、普通に学校行って、普通に大学とか就職とかして、普通に結婚して、まあ、進学先や就職先もいい所なら、なおいいよね、と、みんなが多く進むパターンの人生が一番良しとされてた。

自分自身、そうはならなかったのに自分の子供にはそうだといいなと、普通を願うという不思議。

40代くらいまでは、人生みんながやってる普通な感じがいいんじゃないかと思ってた。

40代後半から今。私の考えは変わりました。

みんな、生まれ落ちたところから個性だよなあ、みんな生き方はそれぞれいいはずと思う。

ここに生まれ育ったことが個性、その個性からは苦手も得意も魅力もそうでもないところも、当然うまれる、当たり前じゃないか。

みんな自分が持っている個性で生きたらいい。

大事なのは、自分がどう生きるかと考える事。

普通とか、大勢がとか、そんなことにまどわされずに、自分の足元と自分を見て感じて、どう生きるのかと自分に問いかける、そんな日々。

奈川の子供たちの、さな粉の取り組みを見てこんなことを書きたくなりました。

その取り組みの向こうに、どう生きるなんて言葉ではないけど、しっかり人生歩いてる感じがして。

そして、大人も頑張ろうと思ったのでした。

【更新頻度】毎週水曜日+伝えたいことがあるとき