【更新頻度】毎週水曜日+伝えたいことがある時
おはようございます!本日の担当は toshi です!
奈川地区社会福祉協議会では、2年前に「奈川のほっとライン」を作成しました。
遠く離れた家族が安心できる仕組みがあれば、在宅生活を少しでも長く継続することができるのではないかと考えたからです。
奈川地区には、民生委員児童委員という一人暮らしの高齢者宅の見守り訪問をしてくれる方が5名います。
でも、それだけでは、遠く離れた家族の安心は得られない。
年を取って、介護が必要になっても、奈川で暮らすにはどうしたらいいのか。
一人暮らしの方は、皆しっかりしていて、体に気を使い、頑張って暮らしている。
そして、何より、ずっと奈川で暮らし続けたいと願っている。
しかし、自分に異変があった時、「子どもや近所に迷惑をかけてしまうかもしれない」という不安がある。
また、離れて暮らす家族にも、何かあった時に「すぐには駆けつけられないかもしれない」という不安がある。
地域の方は、「親族にどうやって連絡をとったらいいか」という不安がありました。
そこで奈川地区では、みんなが安心して暮らし続けられるために、奈川診療所を中心に、奈川で暮らす高齢者と離れて暮らす家族と地域をつなぐ「奈川のほっとライン」を開始しました。
異変が無い場合にも、みなさんから奈川診療所に連絡をいただければ、ご家族の近況についてお知らせすることができます。
この仕組みは、厚生労働省が推進する地域包括ケアシステムの一つで、高齢者が要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで送れるように、地域内でサポートし合うシステムです。
奈川地区に住む人々は、奈川地区が住みやすい地区になるように日々頑張っています。